ポスターの大きさはA判やB判以外にもある!身近なのポスターの大きさも解説
「ポスターを作りたいが、一般的なサイズがわからない」
「お気に入りのアーティストのポスターをフレームに入れるためにサイズを知りたい」
このように悩んでいませんか?
ポスターの大きさは、用途によって適切なサイズが決まっています。
当記事では、ポスターフレームの専門店として様々なフレームを扱ってきた経験を踏まえて、ポスターの大きさについて詳しく解説します。
A判仕上げ寸法のポスターの大きさ
A判は19世紀末にドイツの物理学者によって提案された規格で、現在の国際規格サイズです。
面積が1平方メートルの「ルート長方形」をA0サイズとし、これを半分ずつにしていったものがA判サイズです。
当店で扱うA判サイズのポスターの大きさは、以下の7種類あります。
・A0サイズ
・A1サイズ
・A2サイズ
・A3サイズ
・A3ノビサイズ
・A4サイズ
・A5サイズ
1つだけ異色に見えるA3ノビサイズは、A3サイズより少し大きめなサイズです。
それぞれのサイズについてA4コピー用紙と比較しながら、イメージしやすいように解説していきます。
A0サイズ
A0サイズはA4サイズの16倍の大きさで、A判の中で一番大きいサイズです。
841mm × 1,189mmと、小学校入学時の児童とそう変わらないサイズ感です。
主に街中で見かける大きな広告用のポスターや、学校に貼られた学習目的のポスター等に使われます。
A0サイズの大きなポスターを入れるフレームを探している方は、以下をご覧ください。
A1サイズ
A1サイズはA4サイズの8倍、A0サイズの半分の大きさです。
594mm x 841mmなので、170cmの人の半分くらいのサイズです。
新聞の見開きより少し大きいくらいと思っていただければ間違いありません。
主に、ポスターや店頭に飾られる看板、建築の図面に使われます。
飲食店の店頭に置くポスターフレームを探している方は、次のページを見てみましょう。
A2サイズ
A2サイズはA4サイズの4倍、A3サイズの2倍の大きさです。
420mm x 594mmと、新聞の一面くらいの大きさで、A1サイズだと少々大きすぎると感じるときに用いられます。
近くで見てもらいたいポスターに適していて、あまり広くない場所にも馴染むサイズです。
仮に、飲食店のメニューを全て記したポスターをフレームに入れておきたいとき等は、以下のページからポスターフレームを探しましょう。
A3サイズ
A3サイズはA4サイズの2倍の大きさで、具体的な寸法は297mm x 420mmです。
A3サイズなら印刷できるプリンターも多いため、コピー用紙のサイズで認識している方も多いでしょう。
A4サイズだと情報量が多すぎて載せきれないときに用いられます。
お店の注意書き等を掲示する場合は、傷みが早いことが予想されるので、ポスターフレームに入れて保護することをおすすめします。
A3ノビサイズ
A3よりひとまわり大きなサイズのことを「A3ノビサイズ」といいます。
「ノビ」=伸びのことで、329mm x 483mmと、A3より少々大きめなポスターサイズです。
A2だと大きすぎるけれどA3ぴったりだと少し物足りないときに、A3ノビサイズが使われます。
フレームエクスプレスでは、シャープで入れ替えやすいA3ノビサイズのポスターフレームを販売しているので、気になった方は次を見てみましょう。
A4サイズ
A4サイズは、コピー用紙の標準規格でもあるため、馴染みのあるサイズでしょう。
210mm x 297mmの用紙サイズなら、どのプリンターでも印刷できるため使いやすく、コストパフォーマンスも抜群です。
学校のプリントや会議の書類、折込みチラシにもよく用いられます。
A4サイズのポスターフレームは、部屋の彩りを添えるポスターを入れるためにも使えます。
A5サイズ
A5サイズはA4サイズの半分の大きさです。
148mm x 210mmの用紙は、本や手帳、小さめのノートに用いられます。
A5サイズのポスターは主張しすぎないため、部屋のワンポイントに使われがちです。
部屋に飾る作品を格上げしたいときは、次のページに載っているポスターフレームを見てみましょう。
B判仕上げ寸法のポスターの大きさ
B判とは、日本の美濃紙をもとにした国内規格サイズです。
国際規格のA判と違って、使用している国は日本・台湾・中国等に限定されます。
面積が1.5平方メートルのルート長方形をB0とし、これを半分ずつにしていったものがB判サイズです。
当店で扱うB判仕上げ寸法のポスターは、次の6サイズです。
・B0サイズ
・B1サイズ
・B2サイズ
・B3サイズ
・B4サイズ
・B5サイズ
一番馴染みがあると思われるB5サイズを基準に、大きさと用途を解説します。
B0サイズ
B0サイズは印刷用紙の規格の中で最大となるため、特大ポスターとして使用される傾向にあります。
1030mm x 1456mmと、縦にすると小柄な女性くらいの大きさなので、遠くからでもかなり目立ちます。
駅構内の広告用ポスター等によく使用されるサイズです。
業務用の特大ポスターフレームを探している方は、次のページをご覧ください。
B1サイズ
B1サイズはB5サイズの16倍の大きさです。
728mm x 1030mmと、1mを超えるポスターは縦にしても横にしても目立ちます。
映画館の劇場用ポスターに使われるサイズ感です。
大きな地図を入れたいときや、屋外の広告用ポスターを入れるポスターフレームをお求めの方は、以下を見てみてください。
B2サイズ
B2サイズはB5サイズの8倍の大きさです。
515mm x 728mmのポスターは、屋外だと少し小さめに、屋内だと見栄えが良く見えます。
ライブハウスやコンビニに掲示するポスターに、B2サイズが使われることが多いです。
屋内で目立つポスターを保護するフレームは、次のページから探してみましょう。
B3サイズ
B3サイズはB5サイズの4倍の大きさで、寸法でいうと364mm x 515mmです。
電車の中吊り広告をイメージしてもらえれば、サイズ感が伝わるでしょう。
離れすぎると情報が伝わらないけれど、屋内で見るにはちょうど良いポスターになります。
屋内で宣伝用等のポスターを掲示する際は、以下のポスターフレームがおすすめです。
B4サイズ
B4サイズはB5サイズの倍の大きさです。
寸法でいうと257mm x 364mmで、新聞紙の片面くらいのサイズです。
スーパーの折込チラシのサイズと思ってもらえればわかりやすいでしょうか。
情報の詰まった広告用よりも、デザインで視覚的に訴えるタイプのポスターに使われがちなサイズです。
部屋にB4サイズのポスターを飾りたい方は、ポスターを引き立てるフレームの購入を検討してみませんか。
B5サイズ
B5サイズは学校用ノートでお馴染みのサイズです。
182mm x 257mmの小さめサイズは、持ち歩きに適しているので、教科書やプリントによく使われます。
部屋に飾るなら、B5サイズのポスターはちょうど良いアクセントになります。
ワンポイントになるポスターを飾って、部屋の雰囲気を格上げしたい方は、次のページで額縁を探しましょう。
その他のポスターの大きさ
ポスターの大きさはA判・B判だけではありません。
「菊全」や「三々」といった、大抵の人はイメージがつかないであろうポスターサイズがあります。
ここではポスターの大きさを表す以下の用語の意味を解説します。
・菊全
・全紙
・半切
・色紙
・四ッ切
・六ッ切
・八ッ切
・画用紙
・三々
・大衣
・ミニ
順番に見ていきましょう。
菊全
「菊全(きくぜん)」は、日本工業規格(JIS)の1つで、636mm × 939mmの用紙サイズのことです。
「菊」は菊判、「全」は全紙サイズの全です。
つまり、菊全は、菊判の全紙サイズを指します。
サイズ感は、A1サイズより少し大きい紙をイメージしてもらえれば近いといえるでしょう。
以下で菊判について詳しく説明します。
菊判とは
「菊」は菊判とも呼ばれ、縦と横の比率が1:√2の形状をしている用紙サイズを指します。
菊判は、明治時代に新聞紙のサイズをアメリカから輸入した際にできた名称です。
一説には、アメリカから輸入した用紙にダリアの商標がついていたので、それにならって菊の商標をつけて売り出したため、菊判と呼ばれるようになったとか。
当店では、以下の2種類の菊全サイズのポスターフレームを扱っています。
・輸入菊全
・OG菊全
それぞれサイズが異なるため、もう少し詳しく解説します。
輸入菊全
輸入菊全は、輸入紙の菊判のサイズを指します。
965mm × 636mmという日本のJIS規格とは違うサイズです。
ヨーロッパの製紙メーカーが製造する紙のサイズが日本のものとは異なるため、輸入菊全が存在します。
ヨーロッパの規格で作られた輸入菊全サイズのポスターフレームが気になる方は、以下のページを参照してください。
OG菊全
OG菊全は600mm × 900mmというキリの良い数字の寸法の用紙サイズです。
「変形菊全」とも呼ばれます。
A1くらいの大きなポスターなら、OG菊全というサイズの可能性があります。
OG菊全サイズのポスターフレームを見てみたい方は、次のページをご覧ください。
全紙
「全紙(ぜんし)」も日本のJIS規格の紙の大きさを示す言葉です。
最も大きな紙のサイズを表す一般的な言葉であり、具体的なサイズは規格の種類によって異なります。
当店では、440mm × 550mmのポスターが収まるものを全紙サイズと呼んでいます。
440mm × 550mmのポスターフレームをお探しの方は、ぜひ次のラインナップを確認してみましょう。
半切
「半切(はんせつ)」も日本のJIS規格の紙の大きさを示す言葉で、全紙の半分の大きさを指します。
たとえば、菊全(939mm × 636mm)の「半切」の場合、サイズは 636mm × 469mm となります。
ただし、各メーカーでサイズの規定が異なる場合があるため要注意です。
当店では345mm × 423mmのポスターサイズを半切としています。
全紙サイズよりもひとまわり小さいサイズのポスターフレームを見たい方は、半切サイズのページをご覧ください。
色紙
色紙は方形に切られた紙のことをいいます。
学校や職場で色紙を扱うことも多く、比較的サイズ感をイメージしやすい用語でしょう。
正方形の紙で一辺が約240mmのものが多いですが、当店では317mm × 317mmのポスターを色紙サイズと定義しています。
正方形のポスターフレームを探している方は、ぜひ以下のフレームをご確認ください。
四ッ切
四ッ切サイズとは、全紙を4等分したサイズのことです。
たとえば、菊全(939mm × 636mm)の四ッ切サイズは 469mm × 318mmです。
なお、当店では243mm × 294mmのポスターが入るポスターフレームのことを四ッ切サイズと呼んでいます。
シンプルで入れ替えしやすいアルミフレームを3種類取り揃えているので、243mm × 294mmのポスターフレームに興味がある方は次のページを見てみてください。
六ッ切
六ッ切サイズとは、全紙を6等分したサイズのことです。
引き続き菊全(939mm × 636mm)の「六ッ切」を例に出すと、サイズは約313mm × 212mmでA4サイズと同じくらいといえます。
当店で扱う六ッ切サイズは200mm × 250mmなのでB5サイズと近いイメージです。
ノートサイズでA・B判規格にあわないポスターなら、以下のフレームを検討してみましょう。
八ッ切
八ッ切サイズとは、全紙を8等分したサイズのことです。
たとえば菊全のサイズは939mm × 636mmなので、これを8等分すると約234.75mm × 318mm となります。
ほぼA4サイズ(297mm × 210mm)ですが、幅が若干広く長さが少し短い形です。
菊全の八ッ切をひと回り小さくしたサイズ感の168mm × 213mmのポスターフレームを、当店で販売しています。
A5サイズでは縦横比が少々あわない場合は、八ッ切サイズのポスターフレームが適しているかもしれません。
画用紙
画用紙は子どもの頃に使ったことがある方が多いので、なんとなく想像がつく方もいるでしょう。
日本の学校教育でよく使われる標準的な画用紙のサイズは以下のようになります。
・大画用紙: 約 455mm × 530mm
・中画用紙: 約 272mm × 392mm
・小画用紙: 約 182mm × 257mm
ただし、アート専門店やオンラインショップで必ずしもこの規格が採用されているわけではありません。
「画用紙サイズ」とひと口にいっても様々なサイズの画用紙が販売されているので、注意して選びましょう。
なお、当店では大画用紙に近いサイズを画用紙四ッ切(392mm × 544mm)、中画用紙より少し小さいサイズのフレームを画用紙八ッ切(270mm × 380mm)として扱っています。
画用紙サイズと近いサイズのポスターフレームを探している方は、次をご覧ください。
三々
「三々(さんさん)」は全紙を9等分した用紙サイズです。
菊全(939mm × 636mm)の「三々」の場合、約 313mm × 212mmとなります。
全紙を3×3=9等分したサイズ、ということで、掛け算を表した名前がついています。
フレームエクスプレスの「三々」は454mm × 605mmのポスターを入れる想定です。
A2サイズくらいの大きさで、A判規格ではないポスターフレームをお探しなら、三々のフレームを検討しましょう。
大衣
「大衣(だいえ)」は、和紙の大判のサイズを表す言葉の1つです。
書画や掛け軸の用紙サイズを表す言葉として古くから用いられていました。
「大衣」の名前の由来については、紙の大きさが大きいことから、大きな衣服(=「大衣」)に例えたとされています。
大衣より大きな和紙のサイズに「大大衣(だいだいえ)」や「天大(てんだい)」と呼ばれるサイズも存在します。
フレームエクスプレスでは、 393mm × 508mmのポスターを大衣サイズとしています。
大きな和紙を入れるようなポスターフレームをお求めの方は、以下をご覧ください。
ミニ
A5サイズやB5サイズより小さなサイズとして、118mm × 166mmというミニサイズのポスターフレームがあります。
ポストカードより少し大きめなサイズ感です。
日本のはがきはもちろん、サイズが異なる海外のポストカードも収まります。
はがきを入れるようなミニサイズのスタイリッシュなアルミフレームは、以下のページで探せます。
身近なポスターの大きさ
街中で見かける身近なポスターの大きさは、用途ごとに決まっています。
ここでは以下のポスターのサイズを解説します。
・駅の巨大なポスター
・屋内掲示用
・電車の中吊り広告
・選挙ポスター
・飲食店の店頭に置くポスター
・コンビニの窓ガラスやレジ周りのポスター
・劇場用ポスター
・CDショップの販促用ポスター
・アーティストのポスター
詳しく見ていきましょう。
駅の巨大なポスターはB0・B1・B2サイズ
駅構内の広告は、スペースによってサイズ指定が決まっています。
B0・B1・B2サイズが一般的です。
広告用の大きなポスターフレームなら、シェイプのアルミフレームがスタイリッシュでビジネス用として最適です。
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屋内掲示用ならA1・B2・A2サイズ
屋内掲示用として一般的なポスターサイズはA1・B2・A2サイズです。
遠くからでもインパクトのあるポスターにしたいならA1、もう少し近くで見ることを想定している場合はB2・A2サイズが適しています。
週替わりなど、中のポスターを頻繁に入れ替える予定があるなら、壁にかけたまま簡単に入れ替え作業ができるフレームがおすすめです。
電車の中吊り広告はB3サイズ
電車内で目につきやすく訴求効果が高い中吊り広告はB3サイズです。
車内の限られたスペースを有効活用しつつ、乗客が読みやすいサイズとなっています。
広告としても文字や画像を鮮明に表示できる適切な大きさといえます。
選挙ポスターはA3サイズに近い
選挙ポスターの大きさは公職選挙法によってサイズの上限が決められています。
A3サイズに近いですが、厳密には違います。
・A3サイズ:297mm × 420mm
・選挙ポスター:300mm×420mm
選挙ポスターは、なんと0.1mmでも大きいと掲示が認められないという厳しいルールの下で作成・掲示されているとか。
飲食店の店頭に置くポスターはA1・B1
店頭で使うフレーム+イーゼルで掲示されているポスターは、少し離れた距離でも見やすいA1・B1サイズがおすすめです。
B1サイズのほうが大きく、縦が1m以上あります。
イベント告知や週替わりメニューを入れるなら、四辺開閉式のオープンパネルが最適です。
コンビニの窓ガラスやレジ周りのポスターはA2・B2
コンビニの窓ガラスやレジ周りに貼られているポスターは大抵A2かB2サイズが使われています。
A2・B2より小さいと目立たない可能性があるためです。
屋内で見るポスターで情報を伝えようとしたら、以下のポスターフレームが最適です。
劇場用ポスターはB1
映画館に貼ってある劇場用ポスターはB1サイズです。
映画を見に行った際に次の作品が気になってしまうように壁や通路にたくさん貼られている、あのポスターです。
なお、グッズとして販売されているポスターは半分のB2サイズとなっています。
劇場に飾る想定のポスターと部屋に飾る想定のものでは、それぞれ最適なサイズが異なるためです。
劇場で買った映画のポスターを部屋に飾りたい方は、以下のフレームがおすすめです。
CDショップの販促用ポスターはB1
CDショップにたくさん貼られている、アーティストのライブスケジュールポスターや販促用のポスターは、大きいお店ならB1で作られています。
たとえば、タワーレコードの”NO MUSIC NO LIFE”の文字が入った有名なポスターはB1サイズです。
アーティストのポスターはB2
アーティストのポスターはB2サイズのものが多いです。
ジャニーズの公式ポスターもB2サイズで作られています。
ただし、CDやDVDの購入特典などで付いているポスターは、少し小さめのA2やB3も使われています。
大好きなアーティストのポスターをできるだけ劣化させずに楽しみたい方は、次のポスターフレームに入れて保護するのがいいでしょう。
>>アーティストのポスターを保護する存在感薄めのフレームを見る
アメリカのポスターは日本の規格より小さめ
海外のポスターの大きさは日本とは違う基準です。
例えばアメリカのポスターの大きさはインチ表記で、A判とは違う米国基準が適用されます。
米国基準のポスターサイズの目安は以下のとおりです。
・Large:B1くらい
・Medium:B2くらい
・Small:B3くらい
具体的に見ていきましょう。
LargeはB1くらい
米国基準のLarge(大)ポスターはB1くらいのサイズ感です。
・Large:609.6mm x 914.4mm
・B1:728mm × 1,030mm
比べてみるとB1のほうが大きいことがわかります。
MediumはB2くらい
米国基準のMedium(中)サイズのポスターはB2くらいです。
・Medium:457.2mm x 609.6mm
・B2:515mm × 728mm
中サイズも日本の規格のほうが少々大きめです。
SmallはB3くらい
米国基準のSmall(小)ポスターはB3くらいのイメージです。
・Small:279.4mm x 431.8mm
・B3:364mm × 515mm
B3サイズのほうが100mmほど大きいです。
ポスターの大きさに関するよくある質問
ポスターの大きさに関するよくある質問をまとめました。
・A1とB1はどちらが大きい?
・A3とB4はどちらが大きい?
・A0とB0はどちらが大きい?
・A3はA2の何倍?
・ポスターの一般的なサイズは?
・ポスターの画像サイズはどのくらい?
ポスターのA判とB判のサイズ比較が気になる方が多いようです。
気になるものだけでもチェックしてみてください。
A1とB1はどちらが大きい?
A1とB1なら、B1のほうが大きいです。
具体的には以下のとおりです。
・A1サイズ:594mm × 841mm
・B1サイズ:728mm × 1,030mm
このように200mmほど寸法が違うので、目的によってはっきりと使い分けられます。
A3とB4はどちらが大きい?
A3とB4はA3のほうが大きいです。
サイズを比較してみましょう。
・A3サイズ:297mm × 420mm
・B4サイズ:257mm × 364mm
このように縦がA3のほうが長めです。
迷ったら末尾の数字が小さいA3のほうが寸法が大きいと判断しましょう。
A0とB0はどちらが大きい?
A0とB0はB0のほうが大きいです。
基本的にA判よりB判が大きくなります。
・A0サイズ:841mm × 1,189mm
・B0サイズ:1,030mm × 1,456mm
遠くからでも訴求できる巨大ポスターにするなら、B0サイズにしましょう。
A3はA2の何倍?
A3はA2の2分の1倍、つまり半分のサイズです。
逆に言えば、A2はA3の2倍となります。
A判の紙のサイズは、数が1つ大きくなるごとに面積が2倍になるという規則があるため、このようなサイズ感となっています。
ポスターの一般的なサイズは?
ポスターというと一般的にA1・A2サイズのものが多いです。
A1サイズが屋内掲示用の基本サイズで、少し離れていても認識できる大きさです。
A2サイズは近くで見ることを想定したポスターにはちょうど良いでしょう。
イベントやお店で掲示するポスターのフレームを探している方は、以下のフレームがおすすめです。
ポスターの画像サイズはどのくらい?
ポスターを印刷する場合、画像解像度は200dpi程度でいいといわれています。
ポスターは近くで凝視するものではないため、多少荒めの画像でも問題なく機能するためです。
ただし、注意書きやメニューが書いてあるポスターは鮮明な文字であることが求められるので、300dpi以上が必要な場合もあります。
特注サイズのポスターフレームは最大1000mm×2000mmの大きさまで
ポスターフレーム専門店の視点から、ポスターの大きさについて論じてきました。
国際規格のA判や国内規格のB判はポスターによく使われるサイズなので、ポスター制作の際には正確に把握するようにしましょう。
なお、今回紹介したサイズに全く当てはまらないサイズのポスターもときどき見受けられます。
商品ラインナップを見て、どうしても欲しいサイズのポスターフレームが見当たらない場合は、以下のフォームにお問い合わせください。
最大1000mm×2000mmまでなら、ご要望に合わせた特別なポスターフレームをご用意できます。